「むち打ち症」とは?

突然、思いもよらず降りかかる交通事故。骨折やケガはなくても、あとになって”首が痛む”とか”違和感がある”なんてことも珍しくありません。
どこかに異常があるわけでもないし、ただ湿布を貼って我慢するだけ・・・。

そんなつらい思いをしている方は是非、私たち「のぞみ整骨院」にご相談ください。

当院は事故に遭われて通院される患者さんも多く、症例も多いため安心です。
簡単に当院の治療の一例を紹介します。

「むち打ち症」とは、鞭(ムチ)がしなる状況に似ているためにそう言われています。

基本パターンは以下のようになります。

後ろから追突され、衝撃で顔が下を向いた状態になります。(図1)


次にそれを跳ね返す反作用で顔が上を向く状態になります。(図2)


そのため、


①最初の衝撃で、首の後側の筋肉が過度に伸ばされたり、筋繊維が切れた状態になります。


②次の衝撃で、今度は首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋・斜角筋など)が伸ばされたり、筋肉繊維が切れた状態になります。

図1

図2


治療の流れ

治療としては、


①最初の一週間(最長二週間)は、この筋繊維等の回復のために頸椎コルセット(頸椎カラー)が必須となります。

頸椎の負担を軽減させ、筋肉を休ませるとても重要な期間です。


②次の治療に進む上で、この一週間がとても重要です。(通常は、ここを甘く見て後遺症が残りやすくなってしまいます。)



そして、この時期に皆さんからこんな声を聞きます。


「コルセットなどして、筋肉を休ませたら筋力がどんどん無くなってしまうのでは?」


たしかにその通りです。骨折や捻挫などでギプス固定した方は筋肉が痩せてしまいますからね。

しかし、「事故」という突然の残業で疲労困憊しているのに「まだまだ働け!」と言われたら筋肉や、首の骨の皆さんはどう感じるでしょう?

 

一週間休ませてあげれば、また一生懸命働いてくれます。

ただし、二週間が限度といわれています。それ以上休ませると今度は筋肉が落ちすぎてしまうからです。

 

次の治療は、その少し落ちてしまった筋力を付けていく治療になります。

(頭を支えるための筋肉、首の骨を安定させる筋肉など)

自宅や職場でもできる簡単な方法をお伝えいたします。

それをしながら、最も重要な「脳脊髄液の流れを阻害している箇所」を解放し、正常に戻していきます。